小学校に入学してからというもの、
長期間に渡る学生生活の
中心的活動である勉強を行う際には、
必須アイテムとして
挙げられるものの中の一つに、
下敷きがあります。

これまで下敷きに関して
何の疑念も疑問も抱かなかった私ですが、
海外旅行に頻繁に行くようになり、
また留学を体験する様になってから、
下敷きに関しての見方が
180度変わりました。

それまでは下敷きを眺めても
何の感慨も沸かなかったのに、
今では旅行には必ず携帯する必需品としての
地位を築いた下敷きであります。

「そんなに大した品物でもないだろう」
と思われた方もいらっしゃると思いますが、
温かい国に旅行予定の方や
外国に勉学をされに行く方、
もしくは自分でイミグレーションにて
ビザの申請などをされたい方には、
是非とも下敷き1枚を持参される事
お勧めしたいと思います。

何故そんなに熱く下敷きについて
語るのかと申しますと、
実は下敷きを売っていない国
大変多いからなのです。

例えば、何かの申請用紙
記入しなければいけない、
しかし台(机)が穴ぼこだらけだったり、
下敷きなしでノートに字を書く時に受ける
筆圧で手が疲れてしまったり、
熱い国において臨時の扇子代わりとして
使用出来たり(扇子は下敷きには変われません・・・)、
ある時には部屋に侵入してきた
虫達を追い返したり、
または撃退したりする時に大活躍するのです。

あんなに薄っぺらい1枚の品物が、
実に多機能で役に立つだなんて思いもよりません。
更に、色付の透明下敷きであれば、
旅先で日食などの現象を
観察するのにも使えてしまうのです。

ですから、是非とも旅のお供
下敷き1枚を鞄にしのばせて
お出かけされてみてはいかがでしょうか。